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放送大学で友だちはできる?20代の割合・交流できる場所・無理のないつながり方

「放送大学に入ったら、同じ大学の友だちはできる?」
「自宅で勉強するだけだと、誰とも話さずに卒業するのかな」

学びたい科目があっても、学生同士のつながりが見えないと、入学後の生活を想像しにくいですよね。とくに、勉強の悩みを話せる相手や、同年代の友だちがほしい人にとっては、気になるところです。

放送大学にも、学生同士が知り合い、友だちになる機会はあります。面接授業だけでなく、サークル、学習交流会、オンラインの活動など、入口は複数あります。

ただし、毎日同じ教室に通う大学とは、人と接する機会のつくり方が異なります。自宅学習を中心に進める場合、学生同士で話す機会が少ないまま学ぶことも考えられます。

この記事では、公式の年齢構成データ、現在案内されている交流の場、学生の声をもとに、放送大学での友だちづくりを考えます。「交流したいけれど、積極的に話しかけるのは苦手」という人も、自分に合う入口を探してみてください。

この記事でわかること

● 放送大学で友だちをつくる機会と、知っておきたいハードル

● 20代を含む在学生の年齢構成

● 面接授業・サークル・オンライン交流の探し方

● 人見知りでも始めやすい参加方法と、無理のない距離感

放送大学で友だちはできる?交流の機会はあるが、参加のしかたで変わる

放送大学の公式案内では、学習センターは授業や自習のためだけでなく、学生同士や教職員との交流の場としても紹介されています。サークル活動のほか、センター独自の勉強会やゼミがある場合もあります。

つまり、「通信制だから人との接点がない」わけではありません。ただ、交流の場が用意されていることと、参加すれば親しい友だちができることは別です。活動内容、参加者、日程、自分が望む関わり方によっても違ってきます。

出典:放送大学「学習センター・サテライトスペース」

自宅学習だけでは、学生同士の会話は始まりにくい

放送授業を自宅で視聴し、一人で課題に取り組んでいると、ほかの学生と話す必要のないまま学習が進むことがあります。通学先で何度も顔を合わせる環境を求めている人は、この違いを知っておくと入学後のギャップを減らせます。

友だちがほしい場合は、「いつか自然に知り合うかも」と待つだけでなく、興味のある活動を一つ探すところから始めるとよいでしょう。参加するときも、最初から連絡先の交換や深い関係を目指す必要はありません。

「授業であいさつする人」も、学びのつながりの一つ

友だちといっても、放課後に遊ぶ相手、科目の感想を話す相手、月に一度一緒に勉強する仲間など、望む関係は人それぞれです。

まずは「同じ科目の話ができる人が一人いたらうれしい」と考えてみると、探す場所も絞れます。大学生活の充実を、友だちの人数だけで測らなくても大丈夫です。

放送大学に20代はいる?公式データで見る年齢構成

放送大学には、10代から70代以上まで幅広い世代が在籍しています。2026年度第1学期の教養学部の年齢構成は、次のとおりです。

年代 学生数 全体に占める割合
10代 2,062人 約2.5%
20代 14,307人 約17.1%
30代 13,803人 約16.5%
40代 15,183人 約18.1%
50代 17,160人 約20.5%
60代 11,847人 約14.1%
70代以上 9,481人 約11.3%
合計 83,843人 100%

※放送大学「数字で見る放送大学」の教養学部データ。割合は掲載人数から計算し、小数第2位を四捨五入しています。大学院を含む数字ではありません。

20代は14,307人で、教養学部全体の約17.1%です。若い学生だけが中心の大学ではありませんが、「20代の学生がほとんどいない」という見方も正確ではありません。

ただし、これは全国の在学生の集計です。同じ年代の人が近くのセンターに何人来るか、同じ授業やサークルに参加するかまでは分かりません。年齢構成のデータだけから、友だちのできやすさは判断できない点に注意しましょう。

出典:放送大学「数字で見る放送大学」在学生の属性〈令和8年度第1学期〉

放送大学で友だちと出会う5つの場所

交流の入口 話すきっかけ 確認したいこと
面接授業 授業内容・実習・休憩時間の会話 授業形式、日程、履修条件
学生サークル 共通の趣味や学習テーマ 会費、活動頻度、見学・入会条件
学習交流会・学生行事 学習方法や学生生活の話 対象者、申込方法、交流時間の有無
オンラインのサークル・交流会 テーマに沿った会話や共同学習 全国参加の可否、使用ツール、参加方法
SNSなどの学生コミュニティ 履修科目や学習記録への反応 大学公式か学生個人の活動か、公開範囲

① 面接授業|同じ科目に関心を持つ人と知り合える

面接授業は、学習センターなどで講師から直接指導を受ける授業です。公式にも、他の学生との交流の機会として案内されています。実験・実習など、一人ではできない学習を行う科目もあります。

ただし、すべての授業に自己紹介やグループワークがあるわけではありません。講義を聞く時間が中心の場合は、休憩中や終了後の短い会話が入口になるでしょう。履修するときは、交流への期待に加えて、シラバスの内容や評価方法、参加できる日程も確認してください。

会話のきっかけの例
「この分野の授業、ほかにも受けていますか?」
「今日の実習、どの部分が難しかったですか?」
「この科目に興味を持ったきっかけは何ですか?」

相手が読書や作業に集中しているときは、声をかけずに過ごしても構いません。短く話せたら、その日はそこで終えても十分です。

出典:放送大学「面接授業」

② 学生サークル|共通のテーマで継続して会う場

語学、歴史、音楽、スポーツ、学習支援など、センターによってさまざまなサークルがあります。同じ活動に繰り返し参加できれば、前回の話の続きをしたり、名前を覚えてもらったりするきっかけになります。

たとえば大阪学習センターの公認サークル案内には、語学や趣味の活動に加え、若年層の学び合い・交流を目的とする「放送大学おおさか若者のつどい」が掲載されています。年齢の条件や実際の活動方法は、各団体の最新案内を確認しましょう。

サークルの種類、活動頻度、参加費、募集状況は地域によって異なります。全センターに同じ団体があるわけではないため、まずは通えるセンターの「サークル・同窓会のご案内」や学生掲示板を確認してください。

出典:大阪学習センター「サークル・同窓会のご案内」

③ 学習交流会・学生行事|勉強の相談から話を始める

趣味のサークルより、履修科目や勉強の進め方を話す場のほうが参加しやすい人もいるでしょう。センターの機関誌やお知らせで、学習交流会、学生団体の企画、新入生向け行事などを探す方法があります。

例として、新潟学習センターの「にいがたピアサポート」は、学生同士の学習支援や交流を目的とするサークルです。公式案内では、交流会のほか、履修・資格・ICT利用などの情報交換が紹介されています。

ただし、オリエンテーションや講演会が、必ず参加者同士で話す形式とは限りません。交流を目的に選ぶなら、案内に「交流会」「懇談」「学習相談」などの時間があるかを確認すると、参加後のイメージを持ちやすくなります。

出典:新潟学習センター「サークル・同窓会のご案内」

④ オンラインの活動|近くに通える場所がなくても探せる

オンラインで交流したい場合は、授業とは別に、遠隔参加できるサークルや交流会を探してみましょう。

北海道学習センターの公認サークル案内には、「源氏物語を学ぶ会」が掲載されています。案内では、月1回の完全リモート活動で、放送大学生なら全国から参加できるとされています。これは一例ですが、所属地域以外の活動に参加できる場合もあります。

すべての団体が全国から参加できるわけではありません。募集対象、活動日時、見学の可否、カメラやマイクの利用ルールを確認しましょう。なお、「オンライン授業を履修すること」と「学生同士が自由に交流できること」は同じではありません。授業ごとの進め方とは分けて考えるとよいでしょう。

出典:北海道学習センター「サークル・同窓会のご案内」

⑤ SNS|学習記録や科目の感想を通じてつながる

Xなどで「放送大学」「放送大学+科目名」を検索し、学生の学習記録や感想を読む方法もあります。公開投稿への短い返信など、対面より少しずつ関わりを始めやすいと感じる人もいるでしょう。

一方、SNS上の情報は大学の公式見解とは限りません。履修、試験、資格要件などの重要な情報は、大学の案内で確認してください。交流のために本名・学生番号・細かな生活情報を公開する必要もありません。

まずは読むだけでも構いません。授業資料や試験問題を公開せず、感想や学習の工夫を共有するところから始められます。

実際に交流している学生の声|公式掲載の事例から

「交流の場がある」と聞いても、実際の様子は想像しにくいかもしれません。ここでは、公式に掲載された学生の声を紹介します。どちらも個人の事例で、すべての学生の経験を代表するものではありません。

学習交流会を通じて、学び合い・支え合いを続ける事例

放送大学ウェブマガジンの中村優美さんの記事では、学生同士のピアサポート活動を立ち上げ、月ごとの学習交流会を継続してきた経緯が紹介されています。

何気ない会話や、気軽に相談できる関係の意義に触れ、年代の異なる仲間からも学んでいると述べています。親しい友人を増やすことだけでなく、学ぶ過程を共有できる場を持つという交流の形も参考になります。

※2023年の寄稿を2024年にウェブ公開した学生の声の要約です。現在の参加方法は、団体・センターの最新案内をご確認ください。

出典:放送大学ウェブマガジン「共に生き、共に学ぶ〜私がここに居る理由〜」

SNSを情報交換の入口にした個人ブログの事例

「かなで冒険記」の2021年の記事は、SNSで放送大学生とつながり、情報交換した経験を紹介しています。掲載時点の筆者は面接授業を履修していなかったとも書いているため、面接授業で友人ができた体験談とは区別して読む必要があります。

ネット上でつながる方法を知る参考にはなりますが、当時の利用状況や制度の記述が現在も同じとは限りません。参加先を探すときは、最新の募集情報と照らし合わせましょう。

出典:かなで冒険記「放送大学って友達できるの?【友達を作る方法】」(2021年)

人見知りでも始めやすい、友だちづくりの3ステップ

ステップ1|「誰と、どんな話をしたいか」を一つ決める

漠然と「友だちをつくらなきゃ」と考えるより、求める関係を小さく具体化してみましょう。

  • 同じ科目の難しかったところを話したい
  • 心理学や歴史など、好きな分野を語りたい
  • 同年代の学生と学生生活のことを話したい
  • 月に一度、一緒に勉強する時間を持ちたい

興味のあるテーマが決まれば、関連するサークルや学習会を探しやすくなります。自己紹介も、年齢や職業を詳しく話すより、「今学んでいること」から始められます。

ステップ2|見学・体験参加ができるか確認する

初めての場に入るのが不安なら、いきなり入会を決めず、見学や単発参加ができるかを聞いてみましょう。たとえば、次のような内容を伝えれば参加条件を確認できます。

「放送大学の学生で、○○に興味があります。初めての参加なのですが、見学は可能でしょうか。参加費や、事前に準備するものがあれば教えていただけますか」

この文章は問い合わせの例です。実際には、団体が指定する連絡方法を使いましょう。参加してみて雰囲気が合わなければ、別の場所を探して構いません。

ステップ3|一度で仲良くなるより、あいさつを重ねる

初回は、参加して一言あいさつできただけでも十分です。居心地が悪くなければ、もう一度参加し、前に話した相手に「またお会いしましたね」と声をかけるくらいから始めてみましょう。

話が続いた場合も、すぐに連絡先の交換を求める必要はありません。勉強や仕事、家庭との両立で返信や参加に時間がかかることもあります。相手にも自分にも無理のないペースを大切にしてください。

放送大学で友だちがいなくても大丈夫?一人で学ぶ選択もできる

今のところ友だちがいなくても、学ぶ目的や大学生活の価値がなくなるわけではありません。一人で集中して学びたい人もいれば、交流する余裕がない時期の人もいるでしょう。

一方で、友だちを求める気持ちを「勉強しに来たのだから」と抑える必要もありません。学びたいことがあることと、誰かと話したいことは両立します。

「目的意識が強いから孤独ではない」とは、一概にはいえません。学習への意欲があっても寂しさを感じることはありますし、SNSを使えば必ず解消できるものでもありません。

孤独を感じる場合は、友だちになる相手をすぐ探すより、「学習の相談ができる窓口」「月に一度話せる活動」など、接点を一つ確保する考え方もあります。学習センターでは、学習相談や学生交流などの案内を確認できます。

出典:放送大学「新入生のための学び方ガイダンス」

放送大学の友だちづくりでよくある質問

20代でも同年代の友だちはできますか?

20代の在学生はいますが、同じ地域・授業で会えるとは限りません。同年代との交流を希望するなら、若年層を対象とした団体やオンライン交流会の募集を探し、年齢・所属センターなどの参加条件を確認する方法があります。

面接授業を取らないと、友だちはできませんか?

交流の入口は面接授業だけではありません。サークル、学習交流会、遠隔参加できる活動、SNSなどがあります。履修科目は学びたい内容と卒業要件を踏まえて選び、交流のために無理な受講をする必要はありません。

入学直後に参加しなかったら、もう遅いですか?

参加できる時期は活動ごとに異なります。学期途中でも見学を受け付けている場合があるため、入学時期だけで諦めず、最新の募集状況を確認してみましょう。

ほかの学習センターのサークルにも参加できますか?

団体ごとの条件によります。全国の放送大学生を対象とするオンライン活動もあれば、所属地域などを限定する活動もあります。センターの施設利用条件と、サークルの入会条件は別に確認してください。

年齢が離れていると、話が合わないでしょうか?

年齢だけでは判断できません。同じ科目や趣味に関心があれば話すきっかけになりますし、年齢が近くても合わない場合はあります。「どんな話をしたいか」「無理なく参加できるか」を基準に探してみてください。

まとめ|友だちがほしいなら、自分に合う交流の入口を一つ探そう

放送大学には、面接授業・サークル・学習交流会・オンライン活動など、学生同士が知り合う機会があります。ただし、入学しただけで友だちができるとも、通信制だからできないとも言い切れません。

交流を望むなら、まずは興味のある分野や、参加しやすい活動を一つ探してみましょう。自分のペースで関われる場所が見つかれば、「同じ大学で学ぶ人がいる」と感じられる接点になります。

最初の一歩
通える学習センターのサイトで「サークル・同窓会のご案内」「お知らせ」「機関誌」を確認する。
気になる活動があれば、対象者・日程・会費・見学の可否を調べる。
遠方なら、全国参加ができるオンライン活動も探してみる。

放送大学公式サイトで学習センター・交流の案内を見る

今は一人で学ぶ時間を大切にしたい人も、それで構いません。交流の量も距離も、学習や暮らしに合わせて選べます。

※情報確認日:2026年10月28日。年齢構成は2026年度第1学期の教養学部データです。活動内容・募集条件・開催形式は変更される場合があります。掲載した学生の声は個別の事例であり、同様の経験や友人関係の形成を保証するものではありません。

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