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放送大学は社会人でも卒業できる?仕事と両立するコツや学生生活を解説

放送大学は社会人でも卒業できる?仕事と両立するコツや学生生活を解説

「放送大学が気になっているけど、仕事をしながら本当に続けられるの?」

「入学したら、平日の夜や休日はどのくらい勉強することになるんだろう?」

社会人になってから大学へ入ることを考えると、学費や卒業要件だけでなく、実際にどんな生活になるのかが気になりますよね。

放送大学には、会社員、公務員、教員、看護師、パートタイマーなど、さまざまな仕事をしながら学んでいる学生がいます。

そして、放送大学で大学卒業を目指す場合、必ず4年間で卒業する必要はありません。

1年次から全科履修生として入学する場合
卒業には4年以上の在学が必要
でも、在学できるのは最長10年間。
4年卒業にこだわらず、自分のペースで学べます。

そのため、仕事が忙しい時期は履修科目を少なくして、余裕がある時期には少し多めに履修する、といった調整もできます。

この記事では、社会人が放送大学へ入学するとどんな学生生活になるのかをできるだけ具体的に紹介します。

この記事でわかること

✓ 放送大学は仕事をしながら卒業できるのか

✓ 社会人がどのくらい在籍しているのか

✓ 入学後の半年間の学生生活

✓ 社会人は何科目くらい履修すればいいのか

✓ 仕事と勉強を両立するためのポイント

1. 放送大学は社会人でも卒業できる?

結論からいうと、仕事を続けながら放送大学の卒業を目指すことは可能です。

放送大学の授業には、放送授業、オンライン授業、面接授業、ライブWeb授業などがあります。

放送授業はインターネットでも視聴できるため、一般的な大学のように、毎日決まった時間にキャンパスへ通う必要はありません。

そのため、

「仕事が終わってから授業を見る」
「休日にまとめて進める」

といった学び方ができます。

また、大学卒業を目指す全科履修生として1年次から入学した場合、卒業するには4年以上在学して、所定の124単位以上を修得する必要があります。

放送大学を卒業する基本条件

✓ 4年以上在学する

✓ 124単位以上を修得する

✓ 科目区分の卒業要件を満たす

✓ 授業形態の卒業要件を満たす

ここで大切なのが、「4年以上」=「4年間で卒業しなければならない」ではないことです。

1年次入学の場合は最長10年間在学できます。

5年でも7年でも、自分の生活に合わせて卒業までのペースを考えることができます。

2. 放送大学には働きながら学んでいる人が多い

「通信制大学とはいっても、実際は若い学生ばかりなのでは?」

と思う人もいるかもしれません。

しかし、放送大学はかなり年齢層の幅が広い大学です。

2026年度第1学期の教養学部には、83,843人が在籍しています。

2026年度第1学期・教養学部
83,843人
が在籍

会社員等 24,617人

公務員・団体職員等 6,811人

看護師等 6,355人

パートタイマー 5,221人

教員 4,325人

会社員だけでも2万人を超えており、仕事を持ちながら大学で学ぶこと自体が珍しい環境ではありません。

年齢についても、20代から70代以上まで幅広い学生が在籍しています。

「社会人になってから大学へ入るのは遅いのでは?」

と心配する必要はあまりなさそうです。

3. 入学するとどんな学生生活になる?半年間の流れ

ここからは、放送大学へ入学した後の生活をもう少し具体的に見てみましょう。

放送大学は1年間を第1学期と第2学期に分けて学ぶ仕組みです。

たとえば第1学期の場合、4月から授業が始まり、7月に単位認定試験、8月ごろに成績が発表されるという流れになります。

① 学期開始

登録した科目の学習を始めます。放送授業では、映像・音声による授業と印刷教材を使って学習を進めます。

② 自分のペースで授業を進める

平日の夜、休日、通勤前後など、自分の生活に合わせて学習します。

③ 学期途中に通信指導

放送授業などでは、学期途中に通信指導があります。期限までに提出し、合格すると単位認定試験の受験資格を得られます。

④ 残りの授業・試験勉強

通信指導が終わったら、残りの授業を進めながら学期末の試験に向けて復習します。

⑤ 単位認定試験

学期末に単位認定試験を受験します。現在は原則Web方式なので、試験期間中に自宅などから受験できます。

⑥ 合格すれば単位修得

試験に合格すると単位を修得できます。そして次の学期に向けて、また履修する科目を決めていきます。

こうして見ると、毎日大学へ通学する生活というより、

「仕事をしながら半年単位で授業・課題・試験を進めていく」

というイメージに近いでしょう。

4. 社会人の1週間はどんな感じになる?

では、仕事をしながら放送大学で学ぶ場合、1週間はどのような生活になるのでしょうか。

もちろん勤務時間や履修科目数によって大きく異なりますが、生活をイメージするための一例を考えてみます。

社会人学生の1週間のイメージ
月仕事 → 夜は休む
火仕事 → 帰宅後に授業を見る
水仕事 → テキストを少し読む
木仕事 → 授業を見る
金仕事 →夜は休む
土授業・通信指導・復習をまとめて進める
日残っている授業を進める

※上記は放送大学が示している標準スケジュールではなく、仕事との両立をイメージするための一例です。

放送大学だからといって、毎日何時間も勉強しなければならないわけではありません。

一方で、通信制だから「時間があるときだけ勉強すればいい」というわけでもありません。

特に通信指導や単位認定試験には期限があります。

普段は自分のペースで進められても、学期の途中や終盤には「この日までに終わらせる」というスケジュール管理が必要になります。

5. 社会人は1学期に何科目くらい履修する?

仕事との両立を考えるうえで、かなり重要なのが履修する科目数です。

放送大学公式FAQでは、全科履修生が4年間で卒業する場合、1学期あたり平均15〜16単位、約8科目を履修する計算になると説明されています。

一方で、実際には1学期4〜5科目を履修する人が平均的とされています。

全科履修生の平均的な履修
1学期 4〜5科目
放送大学公式FAQより

ここは、社会人が放送大学を考えるうえでかなり大切なポイントです。

「大学は4年間だから、4年で卒業しないと」

と考える必要はありません。

4年間で卒業しようとすれば、その分1学期に履修する科目も多くなります。

仕事と両立できるか不安なら、最初は履修を少なめにして、

「この科目数なら仕事をしながら続けられそう」

という自分なりのペースを探していく方法もあります。

6. 4年間で卒業できなくても大丈夫

社会人が放送大学を検討するとき、

「仕事をしながら124単位も取れるのかな」

と不安になるかもしれません。

しかし、1年次から入学した全科履修生は最長10年間在学できます。

卒業までの期間は
「4年ぴったり」でなくていい
5年でも、7年でも。
最長10年の範囲で自分のペースで学べます。

たとえば、仕事が忙しくなった学期は履修を少なくする。

逆に時間に余裕ができた学期には、少し多めに履修する。

このように、生活状況に合わせながら卒業を目指すことができます。

放送大学自身も、公式FAQで「4年ということにこだわらずに、自分のペースで勉強を進めることができます」と案内しています。

社会人にとっては、「最短で卒業すること」よりも、仕事や生活を壊さず学び続けられるペースを見つけることのほうが大切でしょう。

7. 毎日オンラインだけ?学習センターへ行くこともある

放送大学という名前から、

「全部自宅で完結する大学なのかな?」

と思う人もいるかもしれません。

放送授業やオンライン授業を中心に履修すれば、自宅で学習する時間はかなり多くなります。

一方で、放送大学には全国に学習センター・サテライトスペースがあり、面接授業(スクーリング)を履修する場合などには実際に足を運ぶこともあります。

面接授業では、教員から対面で授業を受けたり、他の学生と一緒に学んだりします。

そのため、

普段 → 自宅で授業・テキスト学習

必要に応じて → 学習センターへ

という学生生活になる人もいます。

ずっと一人でパソコンに向かっているだけではなく、履修する授業によっては「大学へ行く日」があるのも放送大学の特徴です。

8. 働きながら放送大学で学ぶ大変さもある

ここまで読むと、

「放送大学なら仕事をしながら簡単に卒業できそう」

と感じるかもしれません。

しかし、通信制大学だから楽に卒業できるという意味ではありません。

仕事が終わった後に勉強するのは、やはり大変です。

疲れて帰宅した日に授業を見る気になれないこともあるでしょう。

休日に勉強するつもりだったのに、予定が入ってしまうこともあります。

さらに、放送大学では自分で学習を進めるため、

・授業がたまっていないか

・通信指導の期限はいつか

・単位認定試験はいつか

・卒業要件を満たせる科目を履修しているか

といったことを、自分で確認しながら進める必要があります。

自由度が高い一方で、自分で学習を管理する力も必要になる大学と考えておいたほうがよいでしょう。

9. 仕事との両立が不安なら少ない科目から始めてもいい

「放送大学には興味がある。でも仕事と両立できるかわからない」

という場合は、最初から大量の科目を履修する必要はありません。

全科履修生でも、自分のペースに合わせて履修科目数を決められます。

また、まだ大学卒業まで目指すか決めていない場合には、

選科履修生
好きな科目を選んで1年間学ぶ
科目履修生
好きな科目を選んで半年間学ぶ

という学び方もあります。

「心理学を勉強してみたい」

「久しぶりの勉強についていけるか試してみたい」

「まず1科目だけ大学の授業を受けてみたい」

という始め方も可能です。

放送大学に興味はあるけれど入学を迷っている段階なら、最初から卒業までの数年間を完璧に計画する必要はありません。

まずは自分の生活の中に大学の勉強を入れられそうかを考えてみると、入学後のイメージがつかみやすくなります。

まとめ|放送大学なら仕事に合わせて学ぶペースを調整できる

放送大学には、会社員、公務員、教員、看護師、パートタイマーなど、さまざまな立場の学生が在籍しています。

授業の多くは自宅から学ぶことができるため、毎日大学へ通う必要はありません。

一方で、通信指導や単位認定試験には期限があり、仕事と並行して自分で学習スケジュールを管理する必要があります。

そして、大学卒業を目指す場合に覚えておきたいのが、4年間で卒業しなくてもいいということです。

✓ 1年次入学なら卒業には4年以上必要

✓ 最長10年間在学できる

✓ 全科履修生は1学期4〜5科目の履修が平均的

✓ 学期ごとに自分のペースで履修できる

仕事をしながら大学へ通うことを考えると、

「卒業まで何年かかるのか」

が気になるかもしれません。

しかし、それ以上に大切なのは、

「自分の生活なら、半年間で何科目くらい勉強できそうか」

という視点です。

仕事が忙しい時期は少なく、余裕があるときには少し多く。

自分の生活に合わせて学習を続けられることは、社会人が放送大学で学ぶ大きな特徴のひとつです。

入学を検討している方は、まず気になる授業を探して、「この授業なら受けてみたい」と思える科目があるかチェックしてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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