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不登校でも高校に行ける?中学生の進路と高校受験の選択肢を解説

不登校でも高校に行ける?中学生の進路と高校受験の選択肢を解説

中学生で不登校の状態が長く続いていると、
「この状態で高校受験に合格できるのかな」
と不安になることがあると思います。

高校受験では中学校での成績や出席日数が評価されることが多いため
不安になってしまいますよね。

しかし、不登校だからといって、高校進学そのものを諦めないでください。

現在は、全日制高校だけでなく、定時制高校や通信制高校など、さまざまな進路があります。

大切にして欲しいのは、「みんなと同じ高校に進むこと」ではなく、
本人が学びを続けやすい場所を「本人が」選ぶことです。

この記事では、不登校中学生の進路について基本的な情報から、
大切にしたい考えについてまとめました。

この記事でわかること

✓ 不登校でも高校進学できるのか

✓ 不登校が高校受験に与える影響

✓ 全日制・定時制・通信制高校などの選択肢

✓ 高校進学を考えるときに大切なこと

不登校の中学生は珍しくない

現在、不登校の中学生は決して少なくありません。

文部科学省の「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、中学校の不登校生徒数は21万6,266人でした。

文部科学省の令和6年度調査

中学校の不登校生徒数:216,266人
1,000人あたり:67.9人
→ 約15人に1人

近年このような現状を受けて、不登校だった中学生でも通いやすい環境の高校が増えています。
今は、不登校になったからといって、その時点で将来の進路が決まってしまう時代ではありません。

不登校でも高校進学はできる?

不登校を経験していても、高校へ進学することは可能です。

ただし、希望する高校や入試方式によって、受験時に確認しておきたいポイントは変わります。

たとえば全日制高校の入試では、

・中学校の調査書(内申書)
・学力検査
・面接
・作文や小論文

などを組み合わせて合否を判断する場合があります。

ここで注意したいのが、不登校だから一律に高校受験で不利になるわけではないということです。

調査書の扱いや欠席日数をどの程度考慮するかは、都道府県や学校、選抜方法によって異なります。

そのため、志望校が決まってきたら、

「欠席日数はどのように扱われるのか」

「調査書と学力検査の比重はどのくらいなのか」

を、最新の募集要項や教育委員会・高校の情報で確認しておくことが大切です。

不登校から考えられる高校の選択肢

「高校=毎日朝から学校に通う全日制」と考えてしまいがちですが、高校の学び方はそれだけではありません。

全日制高校
一般的に平日の昼間に登校して授業を受けます。公立・私立があり、入試方法や不登校経験への対応は学校によって異なります。
定時制高校
昼間・夜間など学校によって授業時間が異なります。毎日朝から通うことが難しい場合にも検討できる選択肢です。
通信制高校
レポート提出やスクーリング、試験などを通して高校卒業を目指します。登校頻度や学習スタイルは学校・コースによって大きく異なります。

特に通信制高校は、毎日決まった時間に登校するスタイルだけではありません。

週に数日通うコースや、自宅学習を中心とするコースなど、学校によってさまざまな学び方があります。

ただし、「通信制高校=まったく登校しなくていい」わけではありません。

高校卒業に必要なスクーリングの回数や実施方法は学校によって異なるため、入学前に確認しておきましょう。

通信制高校なら勉強に自信がなくても大丈夫?

不登校期間が長くなると、

「中学校の勉強がほとんど分からない」

「授業についていける気がしない」

という不安が出てくることもあります。

通信制高校の中には、中学校までの内容を学び直せる授業や、個別の学習サポートを設けている学校もあります。

ただし、サポート内容は学校によってかなり違います。

学校選びで確認したいポイント

✓ 中学校の内容から学び直せるか
✓ 登校頻度はどのくらいか
✓ レポート提出のサポートがあるか
✓ 卒業後の進学・就職支援があるか

パンフレットだけでは分からないことも多いため、可能であれば学校説明会や個別相談などを利用して確認しておくと安心です。

「高校に行けるか」より「どんな高校なら続けられそうか」

不登校の状態が続いていると、どうしても

「高校に行けるか、行けないか」

という二択で考えてしまいがちです。

しかし、本当に大切なのは、

「どんな環境なら、本人が無理をしすぎずに学び続けられそうか」

という視点ではないでしょうか。

毎日登校する全日制高校が合う人もいれば、通信制高校で自分のペースを取り戻していく人もいます。

定時制高校が合う人もいます。

「みんなと同じ進路」を目指す必要はありません。

高校へ進学することだけをゴールにするのではなく、入学したあとに本人が続けられそうかまで考えて学校を選ぶことが大切です。

焦って進路を決めなくても大丈夫

周囲が高校受験の話を始めると、本人も保護者も焦りやすくなります。

「早く学校に戻らないと」

「このままだと高校に行けないかもしれない」

と感じることもあるでしょう。

しかし、不登校の中学生にも高校進学の選択肢はあります。

全日制、定時制、通信制など、それぞれ学び方は違います。

まずは本人の状態を見ながら、「どんな学校なら少し行ってみたいと思えるか」を一緒に探していくことから始めてもいいのではないでしょうか。

高校進学には、一つの決まった道しかないわけではありません。

自分に合った道を探しながら、一歩ずつ進んでいくことができます。


不登校から高校進学した家庭の体験談

進路を考えるときには、実際に不登校を経験した本人や家庭の体験談も参考になります。

不登校で高校に行ける気がしない…高校進学はどうなる?我が家の体験談

不登校の子どもを持つ家庭が、「通信制高校」という選択肢を見つけ、入学・通学に至るまでの過程を記した体験談です。

体験談を読んでみる →

元不登校の娘が語った高校受験

約5年間不登校だった娘さんが、高校受験をどのように受け止めたのかを振り返った記事です。本人と保護者、それぞれの気持ちを知る一つの参考になります。

体験談を読んでみる →

※この記事は、不登校や高校進学について一般的な情報をまとめたものです。高校入試における調査書・欠席日数等の扱いは、地域・学校・選抜方式・年度によって異なります。実際に受験する際は、志望校の最新の募集要項や教育委員会の情報をご確認ください。心身の状態について心配がある場合は、学校や医療機関などの専門機関へご相談ください。

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