
放送大学の心理演習・心理実習の選考試験に合格した体験談|倍率・勉強法も紹介
放送大学で公認心理師を目指している人にとって、大きな関門の一つが「心理演習・心理実習」の選考試験です。
私も放送大学で公認心理師を目指しているため、
「どんな試験なんだろう?」
「合格した人はどのくらい勉強している?」
と気になり、実際に合格した人の体験談を探してみました。
ところが、調べてみると実際に選考試験を受けた人の詳しい体験談はそれほど多くありません。
そこでこの記事では、放送大学の公式情報と、実際に心理演習・心理実習の選考試験に合格した方の体験談をもとに、試験の概要や勉強法をまとめます。
※選考方法は年度によって変更されています。過去の体験談と現在の制度が異なる部分についても後ほど説明します。
心理演習・心理実習の現在の選考試験の仕組み
選考試験の定員・出願者数・倍率
実際に合格した人が行った勉強・準備
過去の体験談を読むときに注意したい制度変更
そもそも心理演習・心理実習の選考試験とは?
放送大学で公認心理師の学部段階カリキュラムを修了するためには、最終的に「心理演習」と「心理実習」を履修する必要があります。
しかし、必要な科目を履修すれば誰でもそのまま心理演習・心理実習へ進めるわけではありません。
放送大学では受講できる人数が限られているため、年1回の選考試験が実施されています。
現在、心理演習・心理実習の受講定員は、
となっています。
選考試験には第1次選考と第2次選考があり、合格した人だけが翌年度の心理演習・心理実習を受講できます。
倍率はどのくらい?
「30名」と聞くと、気になるのが実際に何人くらい応募しているのかですよね。
放送大学が公表している出願状況を見ると、次のようになっています。
| 募集年度 | 定員 | 出願者数 | 出願倍率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 30名 | 455名 | 15.2倍 |
| 2025年度 | 30名 | 541名 | 18.0倍 |
| 2024年度 | 30名 | 627名 | 20.9倍 |
| 2023年度 | 30名 | 513名 | 17.1倍 |
| 2022年度 | 30名 | 363名 | 12.1倍 |
2026年度募集では、定員30名に対して455名が出願し、出願倍率は15.2倍でした。
単純に「15人に1人が合格する」という意味ではありませんが、出願者数を見るだけでも、かなり多くの学生が心理演習・心理実習を目指していることが分かります。
だからこそ、
「実際に合格した人は何をしていたの?」
という部分が気になるところです。
ここからは、実際の合格者が公開している体験談を見ていきます。
合格者の体験談①|元東大生が放送大学始めました
こちらは「元東大生が放送大学始めました」というブログで公開されている合格体験談です。
選考試験の流れだけでなく、第1次選考(CBT)と第2次選考(面接)に向けてどのような対策をしたのかまで紹介されています。
特に、これから受験する人に参考になりそうなのが一次試験対策です。
筆者がどの教材を使い、どのように知識を整理したのかが具体的に書かれているため、
「何から勉強したらいいか分からない」
という人は一度読んでおきたい体験談です。
合格者の体験談②|0歳児育児中に合格
もう一つ見つけたのが、0歳児を育てながら心理演習・心理実習の選考試験に合格した方の体験談です。
こちらでは、選考試験に向けた1年間の勉強法や使用した教材などが紹介されています。
放送大学には仕事や育児と両立しながら学んでいる学生も多いため、
「まとまった勉強時間を確保できない中で、どう準備すればいい?」
と悩んでいる人には特に参考になりそうです。
過去の体験談と現在の試験制度は違うので注意
ここはかなり重要です。
今回紹介した体験談は非常に参考になりますが、体験談が書かれた当時と現在では、選考試験の制度が一部変わっています。
たとえば、過去の選考では「課題レポート」が出願資格要件に含まれていました。
そのため、古い体験談を見ると、
課題レポート → 第1次選考(CBT) → 第2次選考(面接)
という流れが紹介されている場合があります。
しかし放送大学によると、2027年度「心理演習」「心理実習」受講のための選考試験(2026年度実施)以降、課題レポートは出願資格要件ではなくなりました。
過去の合格体験談は「どんな勉強をしたか」「どのように面接へ備えたか」を知る資料として活用し、現在の試験形式や出願資格については必ず最新の選考試験要項を確認しましょう。
選考試験の勉強には何を使う?
体験談を探している人の中には、
「結局、何を使って勉強すればいいの?」
という疑問を持っている人もいると思います。
選考試験専用の市販教材が豊富にあるわけではないため、過去の合格者の体験談では公認心理師関連の教材を活用して知識を整理する方法も紹介されています。
ただし、公認心理師国家試験の問題集は、あくまで国家試験向けの教材です。
「この問題集をやれば選考試験に合格できる」というものではありません。
そのうえで、心理学の知識を復習したり、学習した内容を確認したりする教材の一つとして利用するのがよいでしょう。
過去問と解説を使いながら、公認心理師に必要な知識を確認できます。
体験談は「勉強の方向性」を知るために使おう
合格者の体験談を読む一番のメリットは、試験問題を予想することではなく、合格した人がどのように準備していたのかを知れることだと思います。
特に確認しておきたいのは、
✓ どの教材を使ったのか
✓ 第1次選考に向けて何を復習したのか
✓ 面接に向けて何を準備したのか
✓ 仕事・育児などと勉強をどう両立したのか
といった部分です。
一方で、試験形式・出願資格・日程などは必ず現在の公式情報を優先してください。
「体験談で準備のイメージをつかむ」
↓
「公式情報で現在のルールを確認する」
という使い分けが分かりやすいと思います。
まとめ|倍率15倍超。早めに合格者の勉強法を知っておこう
放送大学で公認心理師を目指す場合、心理演習・心理実習を受講するためには選考試験への合格が必要です。
2026年度募集では、
でした。
決して出願者の少ない選考ではありません。
一方で、ネット上には実際に合格した人が「何を使って勉強したのか」「どのように面接へ備えたのか」を公開している貴重な体験談があります。
これから受験する人は、まず合格者の体験談から準備のイメージをつかみ、そのうえで最新の選考試験要項を確認してみてください。







