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双極性障害と診断されるまで平均10年?自己診断のリスクと本当に悩む人の体験談

双極性障害と診断されるまで平均10年?自己診断のリスクと本当に悩む人の体験談

「気分の浮き沈みが激しい」
「もしかして自分は双極性障害では?」
と不安を感じてネットを調べる人は少なくありません。

しかし、双極性障害は短期間で判断するのが難しく、実際に診断へたどり着くまで長い時間がかかるケースが多いことを知っていますか。

この記事では、双極性障害の診断に時間がかかる理由や自己診断のリスク、実際に悩んだ人によく見られる体験談をもとに、正しい向き合い方を模索します。

双極性障害は診断まで長期間かかることがある

双極性障害は、うつ状態と躁状態(または軽躁状態)を繰り返す精神疾患です。
しかし、当事者はうつ状態に困って医療機関を受診することが多いため、うつ病と診断されるケースも珍しくありません。

特に軽躁状態は本人が「調子が良い」「やる気が出ている」と感じることが多いため、異常として自覚しにくい特徴があります。その結果、医師に実際の症状が正確に伝わらず、双極性障害の診断に時間がかかることがあります。

また、躁状態とうつ状態の間隔が数か月から数年単位で空く場合もあり、診察時の情報だけでは判断が難しいこともあります。そのため、診断確定まで長い期間を要するケースが存在します。

「自分は双極性障害だ」と自己診断するリスク

インターネットにはセルフチェックや体験談が数多く掲載されています。
しかし、それだけで双極性障害と判断するのは危険です。

気分の変化は、ストレスや睡眠不足、環境の変化によっても起こります。また、発達障害、不安障害、うつ病などでも似た症状が見られることがあります。

自己診断によって「自分は双極性障害だから仕方ない」と考えてしまうと、本来必要な治療や支援を受ける機会を逃す可能性があります。反対に、実際には双極性障害であるにもかかわらず、「ただの性格の問題だ」と思い込んで放置してしまうケースもあります。

症状が続いて生活や仕事、人間関係に支障が出ている場合は、自分で決めつけず専門医へ相談することが大切です。

実際によく聞かれる双極性障害の体験談

双極性障害の当事者からは、「最初はうつ病と診断されていた」という声がよく聞かれます。
うつ状態の苦しさから受診したものの、後になって軽躁状態の存在がわかり診断が変更されたケースです。

また、「急に仕事を何件も引き受けた」「ほとんど寝なくても平気だった」「衝動的に大きな買い物をした」など、後から振り返ると軽躁状態だったと気づく人も少なくありません。

一方で、本人はその時期を成功体験や好調な時期として認識していることが多く、周囲から指摘されるまで異変に気づかなかったという体験談もあります。また、双極性障害と診断された後、絶好調の時の自分が本当の自分ではなかったかもしれないという事実に葛藤を抱える人も少なくありません。

こうした経験から、診断時には本人だけでなく家族や身近な人の情報が参考になる場合もあります。

診断を受ける前に記録しておきたいこと

双極性障害の診断では、過去の気分変動の経過が重要な手がかりになります。そのため、気分や睡眠時間、仕事や学業の状況などを記録しておくと診察時に役立ちます。

特に「異常に活動的だった時期」「睡眠が極端に少なくても平気だった時期」「浪費や衝動的な行動が増えた時期」があれば、できるだけ具体的に振り返っておきましょう。

日記アプリやスマートフォンのカレンダー機能を活用すると、過去の状態を整理しやすくなります。診察時に客観的な情報として伝えられるため、より適切な判断につながります。

双極性障害が疑われるときの正しい向き合い方

双極性障害は気分の波が特徴ですが、その現れ方は人によって大きく異なります。そのため、インターネット上の情報や体験談だけで判断することはできません。

不安を感じた場合は、まず精神科や心療内科へ相談し、自分の状態を正確に把握することが重要です。早めの受診によって適切な治療やサポートにつながる可能性があります。

また、診断名だけにとらわれるのではなく、「現在どのような困りごとがあるのか」を整理することも大切です。生活への影響を具体的に伝えることで、より適切な支援を受けやすくなります。

まとめ

双極性障害は診断が難しく、症状の特徴から長期間見過ごされることがあります。特に軽躁状態は本人が異常と感じにくいため、診断まで時間がかかる要因の一つです。

一方で、インターネットの情報だけをもとに自己診断することにも大きなリスクがあります。気になる症状が続く場合は、気分や生活状況を記録しながら専門医へ相談することが大切です。正しい診断と適切なサポートが、症状との向き合い方を大きく変える第一歩になります。

 

長い年月を経て診断に至った方の体験

今回、紹介したいのは「双極性障害」と診断されるまでの過程を綴っているブログです。

👉 双極性障害と診断されるまで|転院2回|1年4ヶ月の経緯
記事を読む
最初はうつ病と診断されつつも症状が安定せず、転院を繰り返しながら1年4ヶ月後に双極性障害と確定。葛藤と模索の過程が丁寧に描かれています。

👉 双極性障害という診断を受けるまでに得たものと失ったもの
記事を読む
診断に至るまでの生活の変化や人間関係での失敗と学びを振り返りつつ、病気を通じて得た気づきや前向きな姿勢について語られています。

👉 双極性障害と診断されるまで〜診断されてから現在〜
記事を読む
診断に至るまでの心の揺れと治療過程を振り返りつつ、診断確定後に感じた安心感と、その後の生活での変化が率直に綴られています。

👉 双極性障害と診断されるまでの苦悩と解放
記事を読む
診断を受ける前の混乱や周囲との不和など苦悩の時間を経て、正しい病名がついたことで得られた解放感や前進するきっかけが描かれています。


※当サイトに掲載している内容は、筆者の個人的な体験や考えに基づくものであり、医学的な診断・治療・助言を目的としたものではありません。
心身の不調や治療に関する判断については、必ず医療機関や専門家にご相談ください。

出典・参考リンク

👉 日本うつ病学会「双極性障害(躁うつ病)について」

👉 厚生労働省 e-ヘルスネット「双極性障害」

👉 日本心理学会(公式サイト)

 

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