
YouTubeチャンネル「睡眠専門医渥美正彦」(あつみまさひこ)さんの動画を最近よく見ているのですが、
最近アップされていた「双極性障害の人の知られていない特有の10の行動【精神科医が徹底解説】」を見て自分に当てはまることばかりで思わず笑ってしまいました。
動画では、双極性障害の人特有の行動として10個が挙げられていたのですが、私はそのうち9個当てはまりました。
双極性障害の人でなくても当てはまるものはあると思いますが、1つ1つに「わかる~」と頷いてしまった(笑)
今日はそのうち渥美先生が挙げていた順にいくつかをお話したいと思います。
①一睡もせず資格の勉強
どういうわけか、資格を急に取りたくなる衝動に駆られてしまうんですよね。渥美先生はドパミンの過剰分泌によるものだと説明していました。私の場合、この衝動がしばらく続いたことによって取得できた資格がいくつかあるので、一概に悪いことだとは言えないのですが、睡眠はとらないとダメですね(笑)
途中で鬱期に移行してしまって、最後まで走り抜けることができなかった試験もあります…。共感される双極性障害の方は多いのではないでしょうか。
②突然食器を総入れ替え
渥美先生は例として分かりやすくするために「食器」を持ち出していますが、私の場合は家具や服、文房具などをリセットしたくなります。去年急に勉強机を捨てたくなり、新しい物を購入しました。捨てた机はまだ使えるものだったので勿体ないのですが、新しいものを買って心機一転頑張ろう!と思い立ってしまって、気づいたら買っていました。
小学生高学年くらいから、リセット症候群的な所があり、まだ使い終わっていないのに新しいノートを買ったり、同じようなシャーペンを次々に買ったりしていました。もともとの性格なのか…。20代過ぎてからは、スマホを短期間で買い替えるようになってお金が飛んでいきました。。。最近は、買いたいという衝動に駆られたら、体の動くままにショッピングに出ますが、物を見て「いらない、きっといらない」と唱える訓練をしています(笑)
③髪型・服装唐突にチェンジ
自分のスマホの写真アルバムを見るとよく分かるのですが、比較的元気な期間はだいたい髪色が明るくなります(笑)金髪、グレー、ピンクを繰り返していました。鬱になりやすい冬は、髪の色も暗くなっていて思わず笑いました。分かりやすい。寒い時期は美容室に行く気力がでないんでしょうね。。。
④スマホ通知を無音で放置
数年前の鬱の時期に、スマホのlineの通知をオフにしていました。連絡が来たのがわかると焦ってしまうというか、そわそわしてしまって体力消耗するんですよね。思わずlineのアカウントを消したこともありました。とにかく外界との繋がりを断ちたくてスマホから逃げてしまいます。
⑤風呂キャンセルが慢性化
ここ1,2年でお風呂に入らない日が増えました。特に冬ですね。
お風呂に向かう足が重い日は、無理して入るのをやめました。ガス代の節約にもなるし…。
その代わり、「顔と、足だけは洗う」「髪は洗わないで体だけ洗う」のようにできることはするようにしています。
けっこう潔癖症なのでお風呂に入れないことも少しストレスになるのですが、潔癖と体の状態を天秤にかけて判断しています。
渥美先生は「行動開始の障害」として説明していました。
お風呂キャンセル界隈、なんて聞くこともありますが、
私は温かいお風呂に入れること自体、すごく幸せなことだと思っています。
だから、キャンセルしてしまう自分に対して、「甘えてる・贅沢だ」と思ってしまうことも多かったのですが、最近は「面倒だから入らないのではなくて、入る必要がないから入らない(汗かいてないし!?)」と言い聞かせ、自分を責めるのはやめました。
以上、動画を見て特に当てはまっていたものをピックアップしてみました。
こういう双極性障害あるある、を聞くと、本当に双極性障害だからなの?みんな当てはまるんじゃないの?
と疑問に思ったりもするのですが、渥美先生が言うのだからそうなのでしょうね。
ではまた。
※当サイトの記事は、双極性障害などの体験談・経験に基づいて執筆されたものです。
記事内容は医学的な診断や治療を目的とするものではなく、自己判断の材料として用いることはお控えください。
症状に関しては必ず医療機関・専門医にご相談ください。








