
小さい頃から寒さが苦手だった私は、23歳のときに沖縄へ移住しました。
青い海、暖かい気候、南国生活。
「これでもう寒い冬とはおさらばだ!」
と、かなり浮かれていた私ですが、沖縄へ行くことを話すたびに友人から言われていたことがあります。
とはいえ、私はもともとそこまで虫が苦手ではありません。
内心、
くらいに思っていました。
そのため、特別なゴキブリ対策グッズも持たず、そのまま沖縄へ。
この判断を、私はすぐに後悔することになります。
憧れの南国生活と「ヤツ」との出会い

真夏の沖縄。
日差しが痛い。
でも寒いのに比べたら全然余裕!
そんなハッピーな気持ちで沖縄に到着し、大家さんと一緒に契約したアパートへ向かいました。
玄関を開けて最初に感じたのは、
ということ。
それでも築5年ほどのきれいな部屋だったので、テンションは上がったままでした。
ところが、そのとき。
大家さんが突然、あるものを私に手渡してきます。
そして笑顔で一言。
お守り……?
少し戸惑いましたが、
「お守りってことは、万が一出たときのためってことだよね……」
と、あまり深く考えず受け取りました。
このときの私は知りませんでした。
入居初日の夜、さっそくGが現れる
そして、その日の夜。
夜中、トイレに行きたくなって目を覚ました私。
トイレの電気をパチッとつけると……
壁に黒くて大きな影。
いた。
入居初日に、さっそくご対面です。
幸い、大家さんからもらったゴキジェットをトイレの近くに置いていました。
無我夢中で、
でかい。
しかも、なかなか動きが止まらない。
「これ1本全部なくなるんじゃない?」というくらいスプレーしました。
こうして、私とゴキブリとの約3カ月にわたる闘いが始まったのです。
「たまたま1匹」ではなかった。部屋にあったGの痕跡
翌日。
「もしかしたら、玄関からたまたま入ってきただけかもしれない」
という淡い期待を抱きながら、ゴキブリの生態について調べ始めました。
しかし、部屋をよく観察してみると、どう考えても「昨日の1匹だけではなさそう」な痕跡が次々と見つかります。
①②については、ゴキブリのフンと思われる痕跡でした。
そして何よりショックだったのが③。
小さな個体が複数いる。
少なくとも「外から大きなゴキブリが1匹だけ迷い込んできた」という状況ではなさそうです。
④はアシダカグモ。
ゴキブリなどの昆虫を捕食することで知られている大型のクモです。
人間にとってはゴキブリを食べてくれる存在ともいえますが、見た目のインパクトはなかなかのもの。
そして私は思いました。
ゴキブリが間違いなくいるじゃん。」
まずはくん煙・くん蒸タイプの殺虫剤を使ってみた
翌朝、ドラッグストアへ走りました。
最初に試したのが、YouTubeで取り上げられていた、部屋全体に薬剤を行き渡らせるタイプの殺虫剤です。
私は当時、火災報知器への対応なども確認したうえで、比較的使いやすそうだった霧タイプを選びました。
くん煙・くん蒸剤は商品によって使用方法や待機時間、火災報知器への対応、ペット・食品・食器類への注意事項などが異なります。実際に使用するときは、必ず購入した商品の説明書に従ってください。
薬剤をセットして部屋を離れ、指定された時間が経ってから戻りました。
恐る恐る玄関を開けます。
すると……
玄関付近に1匹。
さらに奥に1匹、2匹。
冷蔵庫の下にも大きな個体。
そして小さな個体も複数。
そしておまけに大量の蚊。
思い出すだけでゾワゾワします。
少なくとも私の部屋には、かなりの数が潜んでいることが分かりました。
当時、自分なりに種類を調べたところ、見かけたのは主に次の3種類でした。
そこで私が考えた作戦はシンプルでした。
スプレーで目の前の1匹を倒すだけでは、また別の個体が出てきます。
私の場合は、「入ってくる経路」と「すでに部屋にいる個体」の両方に対策することを意識しました。
100匹以上いた?私が重宝したゴキブリ対策アイテム
ここからは、私が大量のゴキブリと闘っていた約3カ月間で、特に重宝したアイテムを紹介します。
① バルサン
完全に見かけなくなるまでの間、私は複数回使用しました。
ただし、私が特に意識したのは、単に薬剤を使うだけではありません。
先に、外から侵入できそうな隙間をできる限り塞いでおくこと。
せっかく室内を対策しても、新しい個体が外から次々に入ってきてしまってはキリがありません。
私は侵入経路になりそうな場所を確認し、隙間を塞ぎながら室内の対策を進めました。
回数を重ねるにつれて、私の部屋では見つかる個体の数が明らかに減っていきました。
② ゴキちゃんストップ
そして、私がかなり信頼して使っていたのが「ゴキちゃんストップ」です。
気に入った理由は効果への期待だけではありません。
色です。
最初のころは黒色の毒餌タイプも使っていました。
しかし夜中、寝ぼけた状態で床にある黒い物体を見ると……
と毎回ビクッとして目が覚める。
もう、それ自体がストレスでした(笑)。
その点、私が使っていたゴキちゃんストップは緑色。
これ、精神衛生上かなり大事でした。
薄型なので、私は家具の隙間などにも設置していました。

設置するときは、商品の説明書に記載された使用場所や注意事項に従ってください。
③ フマキラー ゴキブリワンプッシュプロ
室内だけでなく、玄関やベランダ周辺の対策として私が使っていたのがゴキブリワンプッシュプロです。
私のアパートでは玄関周辺などでもゴキブリを見かけたため、室内だけ対策しても安心できませんでした。
そこで、ワンプッシュプロをベランダに吹きかけてみました。
数日後、ベランダを確認してみたところ……
効いている実感はありました。
ただし、ひとつ問題があります。
効果絶大で、すぐ死ぬので死骸を見ることになる可能性があります。
「とにかくGの姿そのものを見たくない!」という人には、なかなか精神的にキツいかもしれません。

侵入経路も徹底的に塞いだ
殺虫剤や毒餌と同じくらい力を入れたのが、侵入経路を塞ぐことでした。
ゴキブリが入ってきそうな隙間を探し、可能な範囲で一つずつ塞いでいきました。

※奥に見える白い部分は、当時隙間を塞ぐために使っていたものです。
「出てきたGをその都度倒す」だけではなく、そもそも入ってきにくい環境を作ることを意識しました。
約3カ月後、ついにGを見かけなくなった
侵入経路を塞ぎながら、上記のアイテムを使い続けました。
すると、約2カ月が経過したころ。
家の中で生きているゴキブリをほとんど見なくなりました。
しばらくは小さな個体の死骸を見かけることがありましたが、それも徐々に減少。
ほぼ見かけなくなりました。
部屋にあったフンらしき痕跡も、新しく増えている様子はありませんでした。
あれだけ毎日のようにゴキブリのことを考えていた生活から、ようやく解放されました。
大量発生から学んだ「G対策」で大切なこと
ゴキブリとの約3カ月間の闘いは、本当にストレスでした。
夜中に少し物音がするだけで目が覚める。
床に黒いものがあるだけでビクッとする。
部屋に帰るたびに、
「今日はいるかな……」
と警戒する。
かなり神経をすり減らしました。
それでも、私の場合は闇雲に殺虫剤を使い続けるのではなく、
という形で、一つずつ対策していきました。
結果として、私の部屋では約3カ月でほぼ見かけなくなりました。
自分での対処が難しいほど発生している場合や、発生源・侵入経路が分からない場合は、害虫駆除業者や物件の管理会社などに相談する方法もあります。
まとめ|あの日ゴキジェットを渡してくれた大家さんへ
この記事は、今まさに家にいる「ヤツ」に怯えている人に届いてほしいと思って書きました。
大量発生していると、
「これ、一生いなくならないんじゃない?」
という気持ちになります。
私もそうでした。
でも、少なくとも私の部屋では、侵入経路を探して塞ぎながら対策を続けることで、約3カ月後にはほぼ見かけなくなりました。
1日で全部解決するのは難しくても、
一つずつ対策していけば状況が変わる可能性はあります。
そして無理なら、プロを呼びましょう(笑)。
最後に。
入居初日にゴキジェットを渡してくれた大家さん。
完全に「初期装備」でした。





