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不登校から国立大学へ進学した前例4選|一般選抜で合格した人の勉強法と塾の利用

不登校から国立大学へ進学した前例4選|一般選抜で合格した人の勉強法と塾の利用

「不登校だと、国立大学は目指せないのか」

国立大学への進学を志望しても、身近に同じ境遇の人がいなければ、本当に可能なのか受験までの道筋を想像しにくいですよね。私自身も中学から不登校を経験し、高卒認定を経て国立大学へ進学しましたが、合格するまでは不安と闘う毎日でした。

ここに辿り着いた皆さんも、単に「合格した」という結果だけでなく、どのように勉強したのかを詳しく知りたいと思います。

この記事では、noteや個人ブログに本人・家族が書いた体験談から、不登校から国立大学に合格した4例を紹介します。不登校の期間、高校・高卒認定の経路、独学や塾の使い方についても比べました。

この記事でわかること

✓ 一般選抜で国立大学に進んだ4人の前例

✓ 不登校の時期と、独学・塾・予備校の使い方

✓ 一般選抜を考えるときに確認したいこと

※公開された体験談をもとに要約しています。入試方式が明記されていない例は、共通テストや二次試験など本文の記述から判断し、その旨を記載しました。

まず4人の経路を比べてみよう

① しろしろさんの子ども

不登校の時期:小6から約7年間、通常の学校生活から離れる
進学経路:通信制高校+サポート校 → 国立大学
勉強方法:個別指導・映像授業・予備校
入試方式:一般選抜

② 有安ぴっぴさん

不登校の時期:高校在学中に登校できなくなる
進学経路:高校卒業 → 国立大学に現役進学
勉強方法:独学+河合塾の講義・進路相談
入試方式:共通テストと出願について記述

③ ちちさん

不登校の時期:高校3年間、長期欠席と補習を繰り返す
進学経路:高校卒業 → 地方国立大学
勉強方法:主に独学・学校での補習
入試方式:共通テストと二次試験について記述

④ 中村なのはなさん

不登校の時期:高2の5月から不登校、留年・転籍
進学経路:通信制高校 → 浪人 → 国立大学医学部
勉強方法:塾の自習室・予備校
入試方式:共通テストについて記述

同じ「不登校から国立大学」でも、たどった道は一つではありません。

不登校から国立大学に進学した4つの体験談

① 小6から長く不登校→通信制高校とサポート校→難関クラスの国立大学

「しろしろ」さんは、子どもが小学6年生から中学・高校にかけて約7年間、一般的な学校生活から離れていたと書いています。高校は通信制高校に在籍し、サポート校のトライ高等学院も利用。親の視点で、学び直しから受験当日までを3回に分けて記録したブログです。

高校1年時は週3回ほど、教室かオンラインで数学・英語の個別指導を受講。高校2年の夏から予備校の映像授業も取り入れ、古文・漢文や理科基礎など、独学しにくい科目を個別指導で補ったそうです。

共通テストの後に二次試験を受け、第一志望の国立大学に合格。ブログには「一般選抜」と明記されています。学校の単位取得と大学受験の学習を別々に考えていた点が参考になります。

この例から見えること

通信制高校の卒業に必要な学習だけでは、受験科目を十分にカバーできない場合があります。足りない科目を確認し、個別指導と映像授業を組み合わせた例です。

元記事を読む(第1回) →
学習編 →
受験編 →

② 高校で不登校→独学と河合塾→国立大学に現役合格

有安ぴっぴさんは、高校に入ってから勉強や人間関係に悩み、次第に登校が難しくなりました。最初はテストなどのため放課後に学校へ行っていたものの、その後は高校に近づけなくなったと記しています。欠席の正確な期間や日数は公表されていません。

受験勉強では、まず受験範囲を独学で一通り終わらせることを重視。一方で、科目や出願校の情報は予備校に相談し、河合塾の講義も受けたそうです。共通テスト後は志望校の判定を見て進路相談をし、国立大学に合格しました。

共通テストの自己採点、判定、大学への出願という経過が書かれています。

この例から見えること

家で勉強を進めながら、予備校には授業だけでなく、受験情報や出願先の相談も求めています。学校に行きにくいとき、進路情報を得る別の窓口を持つ例です。

元記事を読む →

③ 高校3年間、欠席と補習を繰り返す→地方国立大学

ちちさんは、高校3年間、毎年新学期から6月頃までほとんど休み、秋頃から学校で補習を受けて進級・卒業した体験をnoteに書いています。高3には多くの補習を受け、学校を休んでいる間も勉強は続けていたそうです。

勉強はほぼ独学と学校の補習。高2の11月頃から入試の過去問を買い、数学・英語・国語などの対策を始めています。一方、理科は独学では最後まで難しかったとも振り返っています。本文に塾へ通ったという記述はありませんが、「塾なし」とは断定できません。

共通テストの結果は前期D判定。それでも国立大学の二次試験を受け、合格したと記しています。

この例から見えること

欠席が続いていても高校での補習を使い、過去問に早くから着手した例です。同時に、独学で苦戦した科目があったことも隠さず書かれています。

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④ 高2で不登校→通信制高校→1年浪人して国立大学医学部へ

中村なのはなさんは、高校2年生の5月に不登校となり、進級できずに2回留年。その後、通信制高校に転籍しました。卒業時に国立大学医学部を受験して不合格となり、1年間予備校に通った後、第一志望の国立大学医学部に合格したそうです。

不登校中も塾には通っていましたが、本人の感覚では自習室としての利用に近く、通えない時期もありました。勉強が1日1時間程度だった時期から少しずつ増やし、浪人中は予備校の授業と予習・復習を進めたと書いています。

記事には共通テストの話があり、一般選抜による受験と読み取れますが、選抜区分を明記した一文はありません。大学名は非公表なので、医学部の偏差値を一律の数字で示すこともできません。

この例から見えること

体調の波があり、現役時に不合格でも、進路を変えずに再挑戦した例です。本人は合格を誰にでも再現できる方法としては語っていません。

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4例から見えた、勉強の進め方の違い

独学で進めた人:受験範囲を自宅で学び、過去問で不足を確かめる。ただし、科目によっては一人で理解しにくいことも。

塾・予備校を使った人:授業だけでなく、苦手科目への質問、模試の読み方、併願校や出願の相談に使っている。

学校の補習を使った人:在籍校の卒業要件を満たしながら、学校で学習時間や受験準備の機会を確保している。

4人に共通する「これさえやれば受かる」という勉強法はありません。まずは志望校の必要科目と、自分がまだ学んでいない単元を確認することが、現実的な出発点だと思います。

不登校でも一般選抜を受けられる?

高校を卒業する場合はもちろん、高校卒業程度認定試験に合格して大学入学資格を得る経路もあります。文部科学省は、高卒認定の合格者に大学入学資格が与えられると説明しています。高卒認定は高校卒業そのものとは異なるため、出願条件は志望大学の最新の募集要項で確認してください。

国立大学の一般選抜では、大学入学共通テストに加え、大学が課す個別試験などを受ける方式が多くあります。ただし、必要な科目・配点・提出書類は大学と学部で異なります。志望校の要項を見て、わからない項目は大学の入試担当窓口に確認しましょう。

調べる順番

① 入学資格(高校卒業・高卒認定など)
② 共通テストと個別試験の科目・配点
③ 出願時に必要な証明書と期限
④ 学校・高卒認定の学習と受験勉強の両立方法

参考:文部科学省「大学入学資格について」/文部科学省「高卒資格取得に関するプログラム・施策について」

よくある疑問

塾に通わないと国立大学は難しい?

今回の体験談では、独学を中心にした人も、個別指導や予備校を利用した人もいました。塾が必要かどうかは、受験科目の未習範囲、質問できる相手、受験情報を得られる環境で変わります。塾に通ったかだけで合否を説明することはできません。

通信制高校や高卒認定からでも目指せる?

通信制高校から進んだ例を2つ紹介しました。高卒認定合格でも大学入学資格を得られます。ただし、卒業や認定に必要な学習と、志望大学の入試対策は分けて計画する必要があります。

合格者の大学の偏差値はどのくらい?

今回紹介した4例は、大学名と学部の組み合わせを確認できませんでした。そのため正確な偏差値は出せません。偏差値は大学名だけで決まらず、学部・方式・掲載媒体でも異なります。志望校が決まったら、その学部の最新の入試科目と目安を個別に確認するのが確実です。

まとめ|不登校だったことだけで、志望校を外さなくていい

今回の4人は、不登校の時期も、卒業までの道も、勉強を支えた環境も違います。通信制高校とサポート校を使った人、高校の補習を受けた人、家で独学しながら予備校に相談した人もいました。

体験談が示すのは、不登校の経験があっても、一般選抜で国立大学に合格した人がいるという事実です。誰でも同じように受かるという意味ではありません。それでも、通えなかった期間だけを理由に、行きたい大学を最初から諦める必要はないと思います。

まずは興味のある大学の募集要項を開き、必要な科目と今の学習状況を見比べてみてください。遠回りに見えても、自分に合う学び方から受験につながる道があります。

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