
放送大学に3年次編入したら卒業まであと何単位?WAKABAでの確認方法
放送大学に3年次編入すると、以前の大学などで学んだ単位が、放送大学の卒業に必要な単位として認定される場合があります。
でも、認定結果を見て「62単位もらえたから、あと62単位取ればいいんだ」と思ったところで、次の疑問が出てきませんか?
「その62単位は、どの科目から取ればいいの?」
放送大学には、単位の合計だけでなく、所属コースの科目や授業の種類ごとの卒業要件があります。自分に必要な内訳はシステムWAKABAの「学生カルテ」で確認することができます。
この記事では、WAKABAを開く手順と、表示された不足単位の読み方を説明します。
卒業まであと何単位かは、WAKABAの「学生カルテ」で確認できる
まず、システムWAKABAにログインします。その後、次の順番で開いてください。
↓
「教務情報」を選ぶ
↓
「学生カルテ」を開く
↓
プルダウンから「単位修得状況情報」を選ぶ
↓
「表示」を押す
最後の「表示」ボタンを押し忘れないようにしてください。画面には、すでに修得した単位、今学期に履修している科目の単位、卒業までに不足している単位が表示されます。
放送大学の案内では、不足単位は赤字で示されます。
出典:放送大学東京文京学習センター「2026年度第1学期 新規入学者ガイダンス」
最初に見るのは「修得済」と「不足」の2つ
「単位修得状況情報」を開くと数字がたくさん並んでいます。
すでに卒業要件へ算入されている単位を見るところ
卒業要件を満たすまでに、あと何単位必要かを見るところ
3年次編入で認定された単位も、認定結果が反映されれば修得済みの単位として確認できます。
一方、「履修中科目単位数内訳」は、今学期に履修している科目の数字です。まだ単位を取れたことが確定したわけではないので、「修得済」と混同しないようにしましょう。
放送大学のガイダンスでも、修得済みの単位と履修中の単位は分けて表示されています。出典:放送大学東京文京学習センター「学生カルテの見方」
チェック①「科目区分にかかる要件」を見る
画面の「科目区分にかかる要件」は、どの分野の科目を何単位取ったかを見る部分です。
主に次の項目を確認します。
学びの土台となる科目。外国語の単位もここに含まれます。
自分が所属するコースの科目。例えば「心理と教育コース」に所属していれば、そのコースが開設する科目です。
自分が所属するコース以外の科目。卒業には、他コースの科目も4単位以上必要です。
卒業要件は、基盤科目14単位以上、コース科目76単位以上などです。コース科目には、自コース34単位以上と他コース4単位以上を含めます。ただし、編入時に認定された分は改めて取り直す必要はありません。
例えばWAKABAで「他コース」の不足単位が0なら、卒業要件のために他コースの科目を追加で取る必要はありません。3年次編入で認定された単位によって、すでに満たしている場合があります。
なお、画面に出る「導入科目」「専門科目」「総合科目」は、コース科目を学習内容によって分けた名称です。まずは細かい名称より、自コースと他コースに不足があるかを見てみてください。
チェック②「授業形態にかかる要件」を見る
次は「授業形態にかかる要件」です。こちらは、どの種類の授業で単位を取ったかを確認する部分です。
卒業までに74単位以上
卒業までに20単位以上
3年次編入で62単位が認定される場合、放送大学のFAQでは、そのうち20単位が面接授業として認定されると案内されています。その場合、面接授業・オンライン授業の卒業要件20単位は、編入時の認定で満たす計算です。
ただし、授業形態にかかわらず卒業には合計124単位が必要です。面接授業・オンライン授業を取らなくてよい場合でも、残りの必要単位を履修します。また、一部のオンライン授業科目には卒業要件上の扱いが異なるものがあります。
「あと32単位」と「あと22単位」は足さなくていい
3年次編入で62単位が認定された場合、目安として放送授業をあと32単位以上、自コースの科目をあと22単位以上取る計算になります。
ここで「32+22=54単位を別々に取るの?」と感じるかもしれません。でも、この2つは同じ科目を別の角度から数えた条件です。
✓ 放送授業の条件に2単位加わる
✓ 自コース科目の条件にも2単位加わる
つまり、科目を選ぶときは、自コースの放送授業のように、複数の不足を同時に埋められる科目を探すと考えやすくなります。
ただし、32単位・22単位は62単位が所定の内訳で認定された場合の計算例です。実際に何単位不足しているかは、自分のWAKABAに表示された数字を優先してください。
認定された単位が、まだ画面に反映されていないときは?
編入時の単位認定は、出願した時点ですぐに確定するわけではありません。放送大学によると、認定単位数は入学後に審査され、4月入学者は6月中旬、10月入学者は12月中旬に通知される予定です。
結果が届く前は、62単位が認定されると決めつけて履修計画を確定しないようにしましょう。通知を受け取ったら、WAKABAの「単位修得状況情報」で内訳と不足単位を確認します。
資格を目指す人は、卒業要件とは別に科目を確認しよう
WAKABAの不足単位が分かれば、卒業に向けた科目選びがしやすくなります。ただし、資格の取得を目指す場合は、資格ごとの指定科目も別に確認します。
例えば公認心理師を目指す場合、放送大学では「大学における必要な科目」に対応する25科目・52単位を修得し、全科履修生として卒業する必要があります。編入前の大学で取った科目を、放送大学の公認心理師対応科目へ個別に読み替えることはできません。
つまり、「卒業までの不足単位が埋まる科目か」と「公認心理師の指定科目か」を両方見ながら履修を考える必要があります。
まとめ|数字は「合計」と「内訳」の両方を見る
3年次編入後の不足単位は、システムWAKABAの「教務情報」→「学生カルテ」→「単位修得状況情報」→「表示」から確認できます。
最初は、次の3つを見ると整理しやすいです。
✓ 自コース・他コースの科目に不足があるか
✓ 放送授業・面接授業/オンライン授業に不足があるか
科目区分と授業形態は、同じ単位を別々の視点から数えています。赤字の不足単位を全部足すのではなく、どの条件を同時に満たせる科目かを考えるのがポイントです。
編入そのものの条件や出願書類から確認したい方は、あわせて「放送大学の3年次編入」の記事も読んでみてください。
※この記事は2026年9月時点の放送大学公式資料をもとにしています。画面の表示や卒業要件は、ご自身の入学年度・認定結果によって確認してください。記事内の不足単位数は、62単位が認定された場合の例です。






