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放送大学の3年次編入を解説|卒業まで何年?必要単位・認定・出願書類

放送大学の3年次編入を解説|卒業まで何年?必要単位・認定・出願書類

「3年次編入なら、2年で卒業しなければいけない?」
「前の大学で取った単位は、いくつ認められる?」

放送大学への編入を考えると、入学できるかだけでなく、入学後の見通しも気になりますよね。私も他大学を卒業してから放送大学へ3年次編入したので、単位の仕組みを理解するのに時間を要しました。

この記事では、放送大学の公式案内をもとに、編入学した人の卒業までの年数、必要な単位、出願書類を順番に整理します。実際に編入した方の体験記事も紹介しています。

この記事でわかること

✓ 3年次編入から卒業までの年数
✓ 124単位の内訳と、自分が取るべき単位の見方
✓ 編入資格・必要書類・単位認定の流れ

3年次編入の卒業イメージ

卒業までの期間
最短2年/在学は最長6年
以前の学習の認定
審査によって最大62単位
卒業に必要な単位
認定分を含めて124単位以上

例えば62単位が認定されれば、残りは124-62=62単位です。2年で卒業するなら、4学期に分けて平均約15~16単位ずつ。4年で学ぶなら8学期で平均約7~8単位ずつが目安です。

この計算は62単位が認定された場合の例です。実際には認定単位数とその内訳、科目区分・授業形態の要件を確認して科目を選びます。出典:放送大学「編入学・既修得単位の認定について」

3年次編入したら、何年で卒業できる?

3年次編入の修業年限は2年。これは卒業までに最低限在学する期間です。単位を早く取り終えても、入学から1年では卒業できません。

一方、在学年限は最長6年です。「3年次編入=必ず2年間で62単位を取る」という意味ではありません。仕事や生活に合わせ、3年、4年と時間をかける計画も立てられます。休学期間の扱いは公式案内を確認してください。出典:放送大学「卒業までに何年必要か」

62単位が認定された場合の在学期間別単位取得ペースの目安
2年:年31単位ほど/3年:年21単位ほど/4年:年15~16単位ほど。
学期ごとの開講状況や卒業要件によって、実際の配分は変わります。

卒業には何の単位を、どれくらい取る?

放送大学に編入して卒業するには、総計124単位以上の修得が必要ですが、やみくもに授業を選択すれば良いわけではありません。「科目区分」と「授業形態」の両方の要件を満たしながら履修計画を立てる必要があります。

次の数字は編入生にも共通する卒業の要件ですが、すべてを編入後に新しく取るという意味ではありません。

① 科目区分で見る
基盤科目14単位以上(うち外国語2単位)
+ コース科目76単位以上(うち自コース34単位、他コース4単位)
+ 残り34単位は区分を問わない
② 授業形態で見る
放送授業74単位以上
+ 面接授業またはオンライン授業20単位以上
+ 残り30単位は授業形態を問わない

①と②は同じ124単位を別の角度から見た条件です。足して248単位必要になるわけではありません。一部のオンライン授業などは扱いが異なるため、科目案内をよく確認しましょう。出典:放送大学「大学を卒業したい方」

62単位認定されたら、残りは何を取ればいい?

3年次編入で62単位が認定された場合、卒業に必要な124単位まで残り62単位です。

ただし、残り62単位を好きな科目だけで埋めれば卒業できる、というわけではありません。放送大学には、所属コースの科目や放送授業を一定数以上取る条件があります。

62単位が認定された場合の目安
✓ 放送授業を、あと32単位以上
✓ 自分が所属するコースの科目を、あと22単位以上

例えば「心理と教育コース」に所属しているなら、心理と教育コースが開設する科目をあと22単位以上取る、という意味です。

なお、放送授業32単位と自コース科目22単位は、別々に足す数字ではありません。「心理と教育コースの放送授業」を22単位分取れば、それがそのまま放送授業の要件も満たします。

入学後、単位認定がどのようにされているか確認する場所は、システムWAKABAの「教務情報」→「学生カルテ」→「単位修得状況情報」→「表示」です。認定が62単位より少なかった場合は必要な単位数も変わるので、自分の画面に表示された数字を優先してください。

前の大学などの単位は、必ず62単位認定される?

いいえ。62単位は上限です。出願時に3年次編入を希望し、証明書類を提出した後、入学後の審査で認定数が決まります。認定結果は、4月入学者が6月中旬、10月入学者が12月中旬に通知される予定です。審査手数料は1万円です。出典:放送大学「既修得単位の認定について」

もし50単位の認定なら、総数だけを見た残りは124-50=74単位。同じ3年次編入でも、卒業までの学習量は認定結果によって違います。最初の学期は認定結果が出る前に科目を決めることになるため、過去に学んだ分野との重なりや取りたい科目を考えながら選びましょう。

誰が3年次編入できる?

大学を卒業した人や、休学期間を除き2年以上在学して退学した人、短期大学・高等専門学校を卒業した人などは、3年次編入を申請できる場合があります。専門学校の修了者も対象になり得ますが、課程の認可、修業年限2年以上、総授業時数1,700時間以上(単位制・通信制は62単位以上)などの条件があります。

「専門学校を出たから全員編入できる」とは限りません。自分の経歴が該当するか、出身校と放送大学の最新案内を確認してください。また、大学入学資格などの条件も必要です。出典:放送大学「編入学資格」

出願に必要な書類は?

必要な書類は、大学卒・中退・専門学校修了など、編入資格に使う経歴ごとに異なります。まず最新の募集要項と公式の書類一覧を確認してください。

大学・短大・高専の卒業者
科目名・単位数が載った成績証明書等、卒業(見込)証明書。
大学などの退学・除籍者
成績証明書等に加え、放送大学指定の様式5など。
専門学校修了者
成績証明書等、出身校が作成する指定様式3、大学入学資格証明書類など。

高校等専攻科修了者は指定様式4など、別の組み合わせです。指定様式3~5は本人ではなく出身校に作成を依頼します。大学入学資格を証明する書類も、本人の資格や代替できる書類によって異なります。Webで出願しても、必要な証明書類は期限内の郵送提出が必要です。出典:放送大学「編入学資格の証明書類」/「入学資格と証明書類について」

進め方は、①募集要項で自分に必要な証明書を確認 → ②出身校に発行方法と所要日数を確認して依頼 → ③所属コースと最初の学期の科目を選ぶ → ④出願し、必要書類を郵送 → ⑤入学後、単位認定の結果を見て履修計画を調整、という流れです。発行に日数がかかる場合もあるので、書類から先に着手すると安心です。出典:放送大学「入学の流れ」

実際に編入を考えた・経験した人の話

制度の数字だけでは分かりにくい「準備の手間」や「何年かけて学ぶか」という悩みは、体験記事が参考になります。

専門学校卒の看護師・まおさん|出願までの準備2024年度に3年次編入。高校と専門学校の証明書を取り寄せた経験や、学校へ課程の編入資格を確認した過程を紹介しています。書類準備に想像以上の時間がかかったという点は、出願前の参考になります。

元記事を読む →

高専卒のoskerさん|編入と学び直しの検討編入・単位認定によって卒業を早められる一方、基礎から学び直したい気持ちもある。その間で履修の方針を考えた記事です。執筆時点では証明書を準備している段階なので、卒業実績としてではなく、出願前の考え方として紹介します。

元記事を読む →

まとめ|最初は「2年で卒業」より認定結果から考える

放送大学の3年次編入は最短2年、在学できるのは最長6年です。認定単位の上限は62単位ですが、実際の単位数と科目区分・授業形態への振り分けは審査で決まります。

出願前は編入資格と書類を確認。入学後は認定通知から不足する単位を数える。この順番なら、「自分は何を何単位取ればよいのか」が具体的になります。急いで2年で卒業する必要はありません。自分が続けられるペースで計画を立ててみてください。

※制度・必要書類・様式は出願する学期の募集要項を優先してください。この記事は2026年9月時点の公式案内をもとにしています。本文の履修配分は例示であり、個人の認定結果ではありません。

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