
放送大学に入学したものの、仕事が終わって家に帰ると疲れていて、なかなか勉強する時間が取れない。
社会人兼学生をしていると、まず最初に立ちはだかる壁です。
このように時間がないと悩む一方で、通勤中や就寝前にスマホを開き、SNSやニュース、ショート動画をなんとなく見ていたら、気づけば20分、30分経っていたということに心当たりはありませんか。
もちろん、息抜きの時間は大切で、
疲れているときには、何も考えずにスマホを見る時間があってもいいと思います。
ただ、そのうち10分だけでも学習に使えたら、1か月では意外と大きな時間になります。
この記事では、まとまった勉強時間を取りにくい社会人の放送大学生に向けて、通勤やちょっとしたスキマ時間を無理なく学習に使う方法を紹介します。
社会人の放送大学生は「勉強時間」を作るのが難しい
仕事をしながら大学で学ぶ場合、学生生活だけに時間を使えるわけではありません。
むしろ1日の中のほとんどの時間を、仕事や家事などが占めるでしょう。
覚悟を決めて大学生になったとしても、毎日疲れた後に、
「さあ、勉強しよう」
と机に向かうのは、そう簡単なことではありません。
「今日は帰ったら1時間勉強しよう」
と思っていても、いざ帰宅すると疲れてしまい、そのまま寝てしまうこともあるでしょう。
ここで大切にしたい考え方が、
新しく勉強時間を作ることだけではなく、すでにある時間の使い方を変えること
です。
まずは「1日の時間の使い方」を見つけてみる
「勉強する時間がない」と感じたとき、
いきなり睡眠時間を削ったり、毎朝1時間早く起きたりすることは負担が大きいかもしれません。
まずやってみたいのが、普段自分がどんなことに時間を使っているのかを確認することです。
たとえば、
スマホの使用時間はスクリーンタイムで確認することができるので、ぜひ見てみてください(^^)
1日の中で無意識に消費している時間のうち、
「この中の10分くらいなら勉強に使えるかも」
という時間を見つけてみましょう。
通勤時間は意外と大きな「勉強時間」になる
毎日の通勤時間は、1日単位で見るとそれほど長く感じないかもしれません。
しかし、1か月単位で考えてみると意外と大きな時間になります。
13時間ってすごいですよね…。
もちろん、この13時間をすべて勉強に使う必要はありません。
通勤中くらい好きな動画を見たい日もありますし、何も考えたくない日もあります。
片道20分のうち10分だけ学習に使うとすると、
10分 × 往復 × 月20日
↓
月400分=約6時間40分
になります。
「毎日1時間勉強する」と考えると大変ですが、
「通勤中の10分だけ使う」
と考えると、少しハードルが下がります。
社会人が勉強時間を作る6つのコツ
ここからは、まとまった時間を取りにくい社会人が、日常生活の中に勉強時間を作る方法を紹介します。
①「1時間」ではなく10分単位で考える
勉強というと、
「最低でも1時間くらいやらないと意味がない」
と考えてしまいがちです。
しかし、社会人の場合はまとまった1時間を毎日確保すること自体が難しいこともあります。
そこで、
10分+10分+20分
のように、勉強時間を細かく分けて考えてみましょう。
一度に40分取れなくても、細切れにすれば確保できることがあります。
② スキマ時間ごとに「やること」を決めておく
10分空いたとしても、
「さて、何を勉強しよう?」
と考えているうちに時間が終わってしまうことがあります。
そのため、あらかじめ時間の長さに合わせてできることを決めておくと便利です。
前回学んだ内容を見返す
テキストを数ページ読む
放送授業を見る・課題を進める
「時間ができたら勉強する」ではなく、
「10分できたらこれをする」
まで決めておくのがポイントです。
③ スマホを「勉強を始める道具」にする
スマホは時間を使ってしまう原因にもなりますが、使い方次第では勉強を始めるための道具にもなります。
たとえば、
✓ 学習ページをブックマークしておく
✓ 勉強用のメモをすぐ開けるようにする
✓ 学習に使うアプリをホーム画面に置く
✓ SNSアプリを目立たない場所に移動する
など、「勉強を始めるまでの手間」を減らしておくと、短い時間でも取りかかりやすくなります。
④ 疲れている日は「軽い勉強」に切り替える
仕事が終わった後に、毎日同じ集中力で勉強できるとは限りません。
疲れている日に、
「今日は1時間テキストを読まなければ」
と無理をすると、勉強そのものが嫌になってしまうこともあります。
そんな日は、勉強の負荷を下げても構いません。
疲れている日の勉強例
・テキストを5ページだけ読む
・重要な部分だけ確認する
・関連する本や音声コンテンツを聴く
「今日はゼロだった」ではなく、「10分だけでも進めた」という日を作ることも、学習を続けるうえでは大切です。
⑤ 家事や移動中は「耳」を使う
通勤中や家事をしている時間は、机に向かうことはできなくても、耳が空いていることがあります。
そこで、
音声で学べるものは音声に切り替える
という方法もあります。
たとえば、
もちろん、これだけで放送大学の授業やテキストの代わりになるわけではありません。
しかし、移動や家事など「これまで勉強できなかった時間」に関連知識を入れるという使い方はできます。
⑥「毎日やる」より続けられる予定を作る
社会人の場合、残業や予定、体調などによって勉強できない日はどうしても出てきます。
そのため、
「毎日絶対に1時間」
と決めるより、
「平日は10~20分、休日にまとまった時間を取る」
など、自分の生活に合わせた予定の方が続けやすいことがあります。
予定どおりにできない日があっても、翌日以降に調整できるようにしておくと続けやすくなります。
「勉強時間を増やす」より「勉強を始めやすくする」
社会人が勉強を続けるとき、時間そのものと同じくらい重要なのが、勉強を始めるまでのハードルを下げることです。
たとえば、
「テキストを出して、机を片付けて、パソコンを起動して……」
と準備が必要だと、疲れている日はそれだけで面倒になってしまいます。
そこで、
✓ テキストをすぐ取れる場所に置く
✓ 次に勉強するページに付箋を貼る
✓ パソコンの学習ページをブックマークする
✓ 「次にやること」をメモして終える
など、次回すぐに勉強を始められる状態を作っておくのがおすすめです。
「何をしようかな」と考える時間がなくなるだけでも、10分、20分という短い時間を使いやすくなります。
スマホを見る時間を全部やめなくてもいい
「SNSを見る暇があるなら勉強しなきゃ」
と考える必要はありません。
仕事や勉強で疲れているときには、好きな動画を見たり、SNSを眺めたりする時間も必要です。
大切なのは、スマホを見ることを禁止するのではなく、その時間のほんの一部だけ使い方を変えてみることです。
SNS・ニュース・好きな動画を見る
テキストを読む・復習する・音声で学ぶ
これくらいでも十分です。
1日10分でも、平日に続ければ1週間で約50分。
1か月では数時間になります。
「勉強する時間がない」と感じているときほど、1時間を新しく作ろうとするより、すでにある10分を使う方が始めやすいかもしれません。
まずは「10分」だけ学習時間に変えてみる
仕事をしながら放送大学で学んでいると、毎日まとまった勉強時間を確保するのは簡単ではありません。
無理をしてまで1時間、2時間と勉強時間を増やしても長続きしないでしょう。
・今まで何となくスマホを見ていた時間。
・通勤している時間。
・家事をしている時間。
そんな時間のうち、まずは10分だけ「学ぶ時間」に変えてみる。
「時間ができたら勉強する」のではなく、今ある時間の一部を勉強に変えてみる。
忙しい社会人にとっては、その積み重ねが勉強時間を確保する一つの方法になるでしょう。
本を開きにくい通勤中や家事の時間には、
オーディオブックを使って本を聴くという方法もあります。
AmazonのAudibleについて、
料金プランや使い方、現在のキャンペーンを別の記事で詳しくまとめています。



