
筆者も最近双極性障害の治療を始めたわけですが…
双極性障害の治療で使用される代表的な薬のひとつに、炭酸リチウムがあります。炭酸リチウムは「気分安定薬」に分類され、躁状態とうつ状態の両方の波を抑える目的で処方されることが多い薬です。特に再発予防の効果があるとされ、双極性障害Ⅰ型・Ⅱ型のいずれにおいても用いられることがあります。
炭酸リチウムは精神科領域では比較的歴史のある薬で、医学的根拠がしっかりしている一方、扱いには注意が必要な薬としても知られています。その理由のひとつが、治療に有効な血中濃度と、副作用や中毒症状が出やすい血中濃度の幅が狭いことです。そのため、多くの場合、定期的な採血による血中濃度の確認を行いながら、慎重に用量調整が行われます。
副作用については、手の震え、喉の渇き、多尿、体重増加、眠気、胃腸症状など、比較的よく知られているものがあります。また、血中濃度が上がりすぎた場合には、意識障害や強いふらつきなどを伴うリチウム中毒を起こす可能性もあり、注意が必要とされています。こうした情報は、医療機関のサイトや薬の添付文書を見れば、一覧として確認することができます。
ただし、実際に服用した人が「どの副作用がどれくらい辛かったのか」「生活の中で何に困ったのか」「続けることで何が変わったのか」といった感覚的な部分については、医療情報だけではなかなか想像しにくいのが現実です。ネットで調べても、専門的な説明は多いものの、当事者の具体的な体験談には意外とたどり着きにくいと感じる人も少なくありません。
そこでこの記事では、炭酸リチウムを実際に服用した人たちの体験談を紹介することで、数字や医学用語だけでは見えてこない「実際の声」に触れるきっかけを作りたいと考えました。効果を感じた人、合わなかったと感じた人、副作用に悩んだ人など、さまざまな体験を知ることで、炭酸リチウムという薬をより立体的に捉える材料になればと思います。
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※この記事で紹介している内容は、炭酸リチウムを実際に服用した方々の体験談に基づくものです。
双極性障害の診断や治療方針の決定、副作用への対応については、必ず医療機関・専門医にご相談ください。
薬の増減や中断を自己判断で行うことは、症状の悪化や健康上のリスクにつながる可能性があります。




