双極性障害で自己判断の断薬はなぜ危険か?薬をやめた体験談から考える治療の継続
診断が変わる背景を解説

双極性障害は、躁状態とうつ状態を繰り返す精神疾患であり、気分の波が生活や人間関係に大きな影響を及ぼすことがあります。その治療の中心となるのが、気分安定薬や抗精神病薬などの薬物療法です。

調子が良くなったと感じたときや、副作用がつらいと感じたときに、「もう薬はいらないのではないか」と思ってしまう人は少なくありません。しかし、多くの医師が指摘しているように、自己判断での断薬は非常に危険です。症状が落ち着いている状態は、薬の効果によって保たれている可能性が高く、服薬を中断することで再発リスクが急激に高まります。

特に双極性障害では、断薬後に躁状態やうつ状態が再燃しやすく、以前よりも症状が重くなるケースもあります。急な断薬によって気分の波が激しくなり、仕事や家庭生活に大きな支障が出たり、再び治療を立て直すまでに長い時間がかかることもあります。

また、再発を繰り返すこと自体が病気の経過を不安定にし、将来的に治療が難しくなる可能性も指摘されています。そのため、多くの専門医は「症状が安定している時期こそ、服薬を続けることが重要」と考えています。

もちろん、副作用や生活上の事情から薬の調整が必要になることもあります。その場合は、必ず主治医と相談しながら、減薬や変更を慎重に進めることが大切です。独断での断薬ではなく、医療者と一緒に治療を考えていく姿勢が、安全で長期的な安定につながります。

 

今日は、双極症を患っており、自己判断で断薬をした経験のある方の記事を紹介します。↓

👉 〖双極症〗勝手に断薬してしんどくなった話
自己判断で服薬をやめた結果、心身ともに大きな負担を抱えることになった体験談が綴られています。断薬の現実を知る一つの例として参考になります。
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