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社会人が放送大学を4年で卒業することはできる?必要な単位数や勉強量を解説

社会人が放送大学を4年で卒業することはできる?必要な単位数や勉強量を解説

「放送大学なら仕事をしながら通えそう。できれば4年間で卒業したい」

「社会人が働きながら4年で124単位を取るのは、現実的に可能なの?」

放送大学への入学を考えている社会人の中には、できるだけ短期間で卒業したいと考えている人もいるかもしれません。

結論からいうと、

社会人でも
放送大学を4年間で卒業することは可能です。

実際に、仕事をしながら4年間で卒業した人もいます。

ただし、放送大学の全科履修生が4年間で卒業するには、1年間に平均31単位を修得する必要があります。

半年ごとの学期にすると、1学期あたり平均15〜16単位、科目数では約8科目です。

「空いている時間に少し勉強すれば4年間で卒業できる」というイメージとは、少し違うかもしれません。

この記事では、社会人が放送大学を4年間で卒業する場合、1年間・1学期・1週間でどのくらい勉強することになるのかを具体的に紹介します。

この記事でわかること

 社会人でも4年間で卒業できるのか

 4年卒業に必要な年間・1学期の単位数

 4年間で卒業する場合の1週間の勉強量

 実際に働きながら4年で卒業した人の体験談

社会人でも放送大学を4年間で卒業できる

放送大学の教養学部を卒業するには、1年次から全科履修生として入学した場合、4年以上在学して所定の124単位以上を修得する必要があります。

つまり、制度上の最短卒業期間が4年間です。

もちろん、これは現役の学生だけの話ではありません。

仕事をしている社会人でも、卒業要件を4年間で満たせば卒業できます。

ただし、ここで重要なのが、

124単位を4年間で修得する必要がある

ということです。

数字だけではイメージしにくいので、もう少し細かくしてみましょう。

4年で卒業するなら1年間に31単位が目安

卒業に必要な124単位を4年間で単純に割ると、

卒業に必要な単位
124単位 ÷ 4年間
= 年間31単位

となります。

放送大学は1年間が2学期に分かれているので、さらに半年単位で考えると、

1学期あたり平均15〜16単位

です。

放送大学の授業は2単位科目が多いため、大学公式では1学期あたり約8科目と案内しています。

4年卒業のペース

4年間
124単位以上
1年間
平均31単位
1学期(半年)
平均15〜16単位・約8科目

ここまで細かくすると、4年間で卒業する生活が少し見えてきます。

半年間で約8科目を並行して勉強し、それを基本的に8学期続けるイメージです。

なお、単に124単位を取れば卒業できるわけではありません。

科目区分や授業形態にも卒業要件があるため、それらを満たすように履修計画を立てる必要があります。

実際には1週間にどのくらい勉強する?

「1学期8科目」と言われても、まだ大変さがよくわからないかもしれません。

そこで参考になるのが、放送大学が公表している4年間で卒業する場合の標準的な学習量です。

放送大学の学園要覧では、4年間で卒業を目指す場合、1週間あたり、

4年卒業を目指す場合
1週間の標準的な学習量
放送授業
45分の番組を週7回程度
印刷教材
週45〜60ページ程度

とされています。

45分×7回なので、授業を見る時間だけでも、

1週間に約5時間15分

です。

さらに、印刷教材を週45〜60ページ程度読みます。

そして、ここでかなり重要なのですが、

ここは注意
放送大学が示しているこの学習量には、予習・復習の時間は含まれていません。

科目によっては通信指導もありますし、学期末には単位認定試験に向けた勉強も必要になります。

つまり、社会人が4年卒業を目指す場合は、

毎週ある程度まとまった勉強時間を確保する生活になる

と考えておいたほうがよいでしょう。

働きながら4年卒業を目指す1週間を考えてみる

では、平日に仕事をしている社会人なら、どのような生活になるのでしょうか。

たとえば、こんな組み方が考えられます。

4年卒業を目指す社会人の1週間イメージ
仕事 → 夜に授業1コマ
仕事 → 教材を読む
仕事 → 夜に授業1コマ
仕事 → 教材・復習
仕事 → 夜に授業1コマ
授業2コマ+教材・通信指導など
授業2コマ+復習・遅れている学習を進める

※これは放送大学公式の時間割ではなく、週7回程度の放送授業という標準学習量をもとに、生活をイメージしやすくするために作成した一例です。

こうして見ると、

「平日は仕事だけして、土日に少し大学の勉強をする」

というより、

「平日にも少しずつ勉強しながら、休日にもまとまった学習時間を確保する」

という生活のほうがイメージとして近そうです。

もちろん、まとめて勉強するほうが合う人もいます。

大切なのは、半年間で約8科目を進められる時間を、自分の生活のどこに作れるかです。

毎年きっちり31単位取らなければダメ?

ここは少し誤解しやすいところです。

毎年必ず31単位ずつ取らなければならないという決まりがあるわけではありません。

31単位という数字は、124単位を4年間で修得する場合の平均です。

そのため、

1年目 30単位

2年目 32単位

3年目 28単位

4年目 34単位

合計 124単位

という取り方でも構いません。

※上記は単位数をイメージするための一例です。実際には科目区分・授業形態などの卒業要件も満たす必要があります。

仕事にも繁忙期があります。

「今年は忙しいから少し少なめにして、来年少し多めに取る」

という調整もできます。

ただし、4年間という期限を自分で設定するのであれば、どこかで不足した単位を取り戻す必要があります。

そのため、毎学期、

「卒業まであと何単位必要なのか」

を確認しておくことが大切です。

実際に働きながら4年間で卒業した人もいる

では、本当に仕事をしながら4年間で卒業した人はいるのでしょうか。

実際の体験談があります。

「こーじのスローライフ」というブログでは、48歳で放送大学へ入学し、52歳で卒業した方が4年間の経験を紹介しています。

実際の卒業体験談
48歳で入学 → 52歳で卒業
仕事をしながら放送大学に入学し、4年間で卒業した経験や、在学中に苦労したこと、卒業して感じたことなどが詳しく紹介されています。

つまり、社会人が働きながら4年間で卒業することは、実例としても可能です。

ただし、「4年で卒業した人がいる」ことと、「誰でも無理なく4年で卒業できる」ことは別です。

別の社会人学生の体験談では、1学期約8科目という学習量から、働きながら4年間で卒業することを「困難」と感じたという率直な感想も紹介されています。

仕事の勤務時間、残業、家事や育児、もともとの学習習慣などによって、負担感はかなり変わるでしょう。

4年卒業を目指すなら最初の半年が重要

4年間で卒業したい場合でも、入学前に「自分なら絶対できる」と判断するのは難しいと思います。

実際に授業を受けてみないと、

「1科目にどのくらい時間がかかるのか」

「仕事の後でも勉強できるのか」

「休日に何時間くらい確保できるのか」

はわからないからです。

そのため、最初の学期は特に、

授業がたまらず進められているか

仕事後に勉強できる日が週何日あるか

通信指導の時期に負担が集中しないか

試験勉強まで含めて半年間続けられるか

を確認してみるとよいでしょう。

4年卒業を目標にすることと、無理をすることは同じではありません。

最初の半年を経験すると、次の学期からは、

「自分なら8科目くらい進められそう」

あるいは、

「仕事と両立するならもう少し減らしたほうがよさそう」

と、かなり現実的に判断できるようになります。

まとめ|社会人でも4年卒業は可能。ただし1学期約8科目が目安

社会人が仕事を続けながら、放送大学を4年間で卒業することは可能です。

実際に働きながら4年間で卒業した人もいます。

ただし、4年で124単位を修得するには、それなりの学習量が必要です。

4年間で124単位以上

1年間で平均31単位

1学期で平均15〜16単位

科目数では1学期約8科目

放送授業は週45分×7回程度が標準学習量

印刷教材は週45〜60ページ程度

特に注目したいのは、放送大学が示す標準学習量に予習・復習時間が含まれていないことです。

4年卒業を目指すのであれば、「通信制だから空いた時間だけ勉強する」というよりも、仕事と並行して毎週大学の勉強時間を確保する生活をイメージしておいたほうがよいでしょう。

一方で、4年間で卒業するために「毎年絶対31単位」と決められているわけではありません。

仕事の忙しさに合わせて学期ごとの履修数を調整しながら、4年間の合計で卒業要件を満たす方法もあります。

まずは、

「自分の生活の中で、週にどのくらい大学の勉強時間を作れそうか」

を考えてみると、4年間での卒業が自分にとって現実的なのかイメージしやすくなるでしょう。

実際に働きながら4年で卒業した人の体験談

👉 社会人で放送大学を始めて4年で卒業した体験談
48歳で放送大学へ入学し、52歳で卒業した方の体験談です。4年間の学生生活や、在学中に苦労したこと、卒業して感じたことなどが紹介されています。
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