双極性障害とハイパーグラフィア

皆さんはハイパーグラフィアという言葉を聞いたことがありますか?

先日、双極働くラボのYoutube動画を見ていたところ、統合失調症や双極性障害の方にハイパーグラフィアという症状が出ることがある、という話を聞きました。

「書きたがる脳 言語と創造性の科学」という本によると、ハイパーグラフィアの特徴は

①同時代の人に比べて大量の文章を書く

②外部の影響よりも内的衝動に駆られて書く

③書いた文章が本人にとって哲学的・宗教的・自伝的意味を持っている

④書いた本人にとって意味があり、文章が優れている必要はない

とされています。

 

ハイパーグラフィア自体が病気であるというわけではないようです。

 

この現象を知って、ふと思い出したエピソードがありました。

私には統合失調症を患っている友人がいるのですが、ある日突然、論文のような長文を書いたものがlineで送られてきたことがあります。しっかりWordで書いてありました。

その時は、「統合失調症の症状の1つかな?」程度にしか思わなかったのですが、この現象にちゃんと名前が付けられていたとは。

 

かく言う私も、昔から「文章を書きたい!」という欲求に駆られることが多々あります。

調べてみると、ハイパーグラフィアは双極性障害の人にも症状としてあるそうな。ただ、医学的根拠のある情報はあまり見つけられなかったので、ここからは個人的な見解としてお聞きください。

私が双極性障害を発症したのは中学1,2年生くらいだと考えていますが、当時から無性に文章を書きたくなる現象が定期的にあります。私の場合は、他人に手紙を書きたくなる衝動と、哲学的な文章を書きたくなる衝動の2つがあります。

幸いなことに、手紙を書けば喜ばれますし、哲学的な文章を書いて賞をいただいたことが何度かあります。このブログを書き始めたのも、文章を書きたい衝動からでした。書かずにはいられない。

ただ私の場合は、統合失調症の方が書くことのある陰謀論チックなものではなく、普通の文章なので(多分)、これをハイパーグラフィアと見なせるのかは分かりません。

傾向としては、やはり躁状態の時に書きたくなりますね。降りてきた~~!!って感覚にたまになる。

最近はあまりないなぁ。躁が落ち着いているということなのかもしれないけど、やっぱり少し寂しい。(笑)

 

 

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